新型コロナによる様々な自粛や情報によって、多くの人がストレスを感じています。
就業者の方々は仕事が減ってしまった方をはじめテレワークなどの在宅勤務の方も増えたと思います。それにより良くも悪くも家庭生活が一変した方も多々おられることでしょう。
今後しばらくはこのような生活が続くことが予想されますから心身ともに体調管理に気を配ることが大事になってくると思います。
「不安」や「心配」による「コロナ疲れ」「コロナうつ」という言葉も生まれました。また外出を控えるため身体を動かす機会が極端に減りますから以下のような症状が出やすくなります。
・身体への影響
肩こり、目の疲れ、疲労、頭痛、自律神経の乱れ
・心理面への影響
不安、落ち込み、イライラ、不眠、怒り
・行動面への影響
生活の乱れ、欠勤・遅刻、暴言暴力、暴飲暴食
これらは、継続したストレスによる肉体的、精神的(脳)疲労の状態といえます。
今回は、「コロナ疲れ」をとり、「コロナうつ」を防ぐ方法をご紹介します。
1.過剰な情報に近づいて、ストレスを増やさない!
新型コロナは、その正体がわからないため、様々な情報が溢れています。
どれが正しいのか、専門家さえも正確にはわからないことが多くあるようです。
何時間もテレビをみて、ネガティブな情報に触れることは避けてください。
心配事が増えて、精神的ストレスにより
「脳疲労」
を起こしやすくなります。
2.ストレスによって起こる原因不明の不調!
「首肩がこる」、「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「めまい、頭痛」といった自覚症状があるものの、明確な理由がわからない身体と精神の不調を不定愁訴と言います。
不定愁訴による不快な症状は、人それぞれの環境や季節の変化、疲れ、悩み、あらゆるストレスで自律神経のバランスが乱れて起こると考えられています。
3.十分な睡眠をとって、脳の老廃物を捨てる!
外出自粛などで生活リズムが変化すると、睡眠不足を引き起こします。
家にこもって日光を浴びないなどで体内時計のリズムが崩れてしまいますし、長時間のスマホやゲームも脳疲労を起こし、夜の眠りを浅くさせます。
睡眠が不十分だと、ストレスによって脳に生じた老廃物がたまり、脳の機能が低下します。
良い睡眠には脳をきれいに掃除する機能があります。
脳は、神経細胞とその隙間を埋めるグリア細胞、血管などでみっちりと埋め尽くされています。通常は細胞間の隙間が狭いため脳脊髄液の流れが遅く、老廃物を押し流すには不十分です。
ところが、睡眠中にグリア細胞が縮むことで神経細胞の周囲に「大きな隙間」を作りだし、神経細胞を洗い流すリンパ流が大幅に増加し、老廃物を回収していることがわかりました。
この老廃物はアミロイドβやタウたんぱくといわれるものでアルツハイマーの原因になると考えられています。
「よく眠れない」「イライラする」「疲れやすい」などストレスが原因と思われる不調があるときは、自律神経を整える作用がある一本鍼治療をするとより深い睡眠が得られるため症状が改善します。
体調管理のために当院の一本鍼治療を是非ご利用ください!!