頭痛

頭痛の種類と原因

1次性の慢性頭痛

はっきりした原因や疾患が見当たらなく頭痛そのものの症状で出現する頭痛。

いわゆる「頭痛持ちの頭痛」。

❶筋緊張性頭痛

片頭痛

群発頭痛

のような繰り返し起こる慢性的な頭痛のこと。

❶筋緊張性頭痛

頭痛の中で最も多くみられる頭痛で、頭部全体または後頭部と首の付け根部分が締めつけられるように痛みます。

また、眼の奥に痛みがでることもあります。

【原因】

首、肩、背中の筋肉のコリや緊張によって引き起こされると考えられます。

PCなどのデスクワークやスマホの見過ぎ、またはストレスによってそれらの筋緊張を引き起こすことが影響します。

長時間での同一姿勢での仕事を続ける職業に多いとされています。

❷片頭痛

頭の左右どちらかに現れる頭痛でズキンズキンと脈打つような痛みが現れます。

また、頭痛が起こる前兆で視界がキラキラ・ギザギザした模様に見える「閃輝暗点(せんきあんてん)」という現象が起こることもあります。

女性に多い症状です。

【原因】

正確なメカニズムはわかっておりません。

脳の視床下部というところが関係していると考えられています。

ここで何らかの変化が起こり顔の皮膚の感覚を司る三叉(さんさ)神経が刺激されて炎症物質が発生し、脳の血管が急激に拡張して、脳の血流が多くなりすぎるために頭痛を起こすと考えられています。

また食べ物の中には片頭痛を誘発させるものがあります。個人によって様々ですが注意してみると良いかもしれません。

・アルコール(赤ワイン)

チラミン含有食品(チーズ、納豆、チョコレート、ヨーグルト、しょうゆ、味噌など)

*チラミンは神経刺激後、血管収縮作用あり。チラミン分解後、血管拡張して片頭痛誘発の可能性あり。

・亜硝酸ナトリウム(色を鮮やかにする添加物)を含む加工肉(ハム、ソーセージ、サラミ)

*亜硝酸塩には体の炎症と脳への血流増加を促す作用あり。

グルタミン酸ナトリウム(うま味調味料)を含む食品(スナック菓子、インスタントラーメンなど)

*グルタミン酸ナトリウムは血管を広げたり縮めたりする作用あり。血管が広がる際に片頭痛引き起こす可能性あり。

 

群発頭痛

片方の目の奥がえぐられるようにとても激しい痛みが現れる頭痛

痛みは数十分から数時間で1ヶ月以上続く場合もあります。

また、1日に何度も痛みがでる事もあります。

女性よりも男性の発症率が高いです。

【原因】

正確なメカニズムはわかっておりません。

目の奥にある内頚動脈が何らかの原因で拡張して周囲に炎症が起こり神経を刺激して起こると考えられています。

群発頭痛はアルコールが引き金になることがありますので群発期には避けたほうがいいです。

タバコも同様です。

2次性の急性頭痛

脳に異常があって起きる頭痛。

急激に起こる頭痛でとても激しい痛みを伴います。

症状がでた場合は一刻も早く病院での診断が必要となります。

脳血管障害(脳出血、クモ膜下出血など)、髄膜炎、脳腫瘍

薬物乱用頭痛

その他、急性緑内障発作や一酸化炭素中毒、睡眠時無呼吸症候群など。

❶脳血管障害・髄膜炎、脳腫瘍

★脳出血

脳の血管に障害が起こる病気です。

とても強い頭痛と共にめまい、吐き気、嘔吐の症状が起こります。

クモ膜下出血

脳表面の膜と脳の空間にある血管が切れて起こる出血です。

脳動脈瘤というこぶが破裂して起こることが多く、今まで経験したことがないような激しい頭痛が特徴です。

髄膜炎

頭蓋骨と脳の間にある髄膜に細菌、ウイルスが感染して炎症が起こった状態です。

初期症状は頭痛と発熱で風邪と間違えてしまうことが多いようですが、症状の進行が速いため1~2日で重篤になる可能性があります。皮下出血や発疹が見られた場合は早急に病院での受診が必要です。

❷薬物乱用頭痛

市販の頭痛薬を飲む回数が増えたことで頭痛の症状が悪化、慢性化してしまっている状態のことを言います。

 

頭痛薬を常用していると脳が痛みに過敏になり、ちょっとしたわずかな刺激でも痛みを感じやすくなってしまいます。

 

それを理解せずに何度も同じように服用を続けるとさらに悪化、かつ薬の効果も薄れていきます。

 

頭痛薬を毎月10回以上服用する方は薬物乱用頭痛が疑われます。

 

【原因】

頭痛薬の過剰摂取。

治療

西洋医学的治療

 自分でできる生活習慣の改善や市販の頭痛薬を使っても、症状が十分に改善しない場合は、内科やかかりつけ医を受診します。

 

ただし、毎日のように緊張型頭痛が起こる場合は、治療法が異なるので注意が必要です。

 

この場合、強い精神的ストレスが原因として疑われるので、頭痛外来や神経内科、心療内科など、専門医がいる医療機関を受診します。

 

痛みが強いときは、非ステロイド性消炎鎮痛薬などののみ薬で対処しますが、1週間に3日以上使わないように注意します。

筋肉の緊張が強い場合は、筋しかん薬を使います。

 

また、頭痛の頻度が多い、強いストレスがある場合は、脳が痛みに過敏になっているため、症状に応じて中枢神経に作用する抗うつ薬を少量使ったり、一時的に抗不安薬を使ったりすることがあります。

 

当院の治療

 頭部のCT検査やMRI検査などで特に異常がなければ二次性頭痛ではなく一次性頭痛ですので当院の一本鍼治療が効果的です。

 

一次性頭痛の原因は大半が筋肉の緊張(コリ)によるものです。それを改善させるためには当院の一本鍼治療が適しています。

 

主に下図の場所の筋肉のコリを一本鍼治療で緩めていくことで頭痛の原因を取り除いていきます。

 

特に下図右側の一番深い層にある筋肉群(後頭下筋群〈こうとうかきんぐん〉)をゆるめることが大変重要です。

 

 

 

 

主要な筋肉群

一番深い層にある筋肉群

 患者様によっては病院の頭痛外来などに通院される方もいらっしゃいますが、検査上、特に異常が見当たらなければ痛み止めを処方され続けるだけの事が多いようです。

 

痛み止めや安定剤、抗うつ剤などを服用すればその場は楽になるようですが、時間が経てばまた痛みが出ることは当然です。

 

また、繰り返す痛みにその都度何度も何度もそれらの薬を服用することが良くないことは明らかです。

 

 ぜひ当院の一本鍼治療を受けて頂き投薬による対症療法から離脱していただければ幸いです。

ごあいさつ

院長 合木英彦

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