最近気になる体の症状

目次

 

☝point!

上記の症状全てにおいて筋肉の過緊張(コリ)が関与します。

呼吸が浅い、深く吸えない

呼吸に関連する筋肉を緩める

人間は生命を保つために常に呼吸をしています。

呼吸によって鼻、口から吸いこんだ空気は気管を通り肺に送られます。

肺には筋肉が無いため、自ら縮んだり、膨らませたりすることができません。

そのため様々な筋肉が働いて空気の出し入れをしています。

吸気(息を吸う)は横隔膜が収縮、肋間筋も収縮して肋骨が持ち上がり胸郭が広がることで胸腔内圧が低下し外気から空気が肺に入ります。

呼気(息を吐く)は横隔膜が弛緩、肋間筋も弛緩して肋骨が下がり、胸郭が縮小することで胸腔内圧が上昇し肺の中の空気が出ていきます。

呼吸のしくみ

この他にも下図のように様々な筋肉が呼吸に関係しています。

ヘルシストより引用

これらの筋肉が過緊張を起こすことで筋の働きが低下するため呼吸が浅く、息を吸いづらいという症状が出やすくなります。

この筋緊張を一本鍼治療にて緩めてあげるとそれらの症状が改善しやすくなります。

背中を緩める

背中を緩める

気分がふさぐ・やる気が出ない・不安感

特に背中の筋緊張緩和が大事

首・肩・背中の筋緊張が強い状態が続くと精神的に不安定になりやすくなります。

これは過度な筋緊張が自律神経のバランスを乱すからと考えられます。

 

一般的に交感神経が優位になりすぎるとイライラしやすい、パニック発作や閉所恐怖症など。

 

副交感神経が優位になりすぎるとやる気が出ない、無気力、うつっぽい気分になる、などの症状が出やすくなると思われます。

 

このような症状に対して「全て」とは言い切れませんが、少なくとも過度な筋緊張がそれらに関係している場合があるのではないかと患者様を診させて頂いていて思う所が多々あります。

背中を緩める

背中を緩める

食いしばり・歯ぎしり

頭・首(胸鎖乳突筋)、肩の筋緊張を緩和

朝起きると顎に違和感があったり肩こりや頭痛がする。という症状はもしかすると噛みしめや歯ぎしりを無意識にしている可能性があります。

 

その原因としてはストレスや自律神経の乱れ、歯のかみ合わせ、無意識での噛みしめなどが考えられます。

 

人間が噛むときの力(咬合力)は約70kgといわれています。

 

食事をするときの咬合力は、女性で約40kg、男性で約60kgほどといわれており、寝ているときでの無意識の歯ぎしりは、顎の骨に500〜1,000kgほどの荷重がかかるといわれています。

 

そのため「咀嚼筋」とよばれる物を嚙むときに使う筋肉や首、肩周りの筋肉に相当数の負担をかけ過緊張を起こし顎の痛みや首こり、肩こりを誘発すると考えられます。

 

この筋緊張を一本鍼治療にて緩めてあげるとそれらの症状が改善しやすくなります。

ClinicalMassageより引用

咀嚼筋

胸鎖乳突筋を緩める

寝た気がしない・睡眠が浅い

首の付け根、背中の筋緊張を緩和

首や肩、背中の筋緊張が強い状態(コリが蓄積)ですと自律神経の交感神経が過剰に優位になり睡眠の質が低下してしまう事が考えられます。

 

睡眠中は、筋肉を修復するための成長ホルモンが分泌されてダメージを受けた筋肉を修復したり、疲労物質を排出したりする働きがあり、筋肉の疲労回復を促します。

 

このホルモンは特に深い睡眠(ノンレム睡眠)中に多く分泌されます。

 

逆に、睡眠が不足していると、成長ホルモンの分泌が減少し、筋肉の修復が不完全になりやすく、疲労の蓄積や筋肉痛が長引く原因となります。

 

ということは

❶筋緊張が強いと睡眠の質が低下

     ↓

❷睡眠の質の低下により更に筋緊張が増大

     ↓

❸また更に睡眠の質低下

という悪循環が起こることが考えらえます。

首の付け根を緩める

背中を緩める

吐き気・むかむかする

首、肩、背中の筋緊張を改善する事が重要

筋肉の過緊張で固くなった筋肉が神経を圧迫し、神経や血管の働きに悪い影響が出て血流不良となり、吐き気を伴う肩こりを誘発します。

 

筋肉の緊張と血流の悪さの原因は、長時間の同一姿勢やスマートフォンやパソコンの操作、運動不足、または湯舟に浸からないなど、の日常生活での過ごし方に問題があると思われます。

 

特に、背骨と肩甲骨の間の筋肉の過緊張状態が続くと背中全体の血行が悪化し、筋肉が酸素不足になることで痛みや凝りを感じます。

 

この状態が更に続くと、自律神経が乱れ全身に不調が広がり、気持ち悪さや吐き気が発生します。

 

背中の筋緊張を改善させるだけではなく同時に首、肩の筋緊張も緩めることが大変重要です。

首を緩める

背中を緩める

首の締め付け感・のぼせる・ほてる

首(特に胸鎖乳突筋)・肩・背中の筋緊張緩和

首周りの筋肉(特に胸鎖乳突筋)の過緊張により締め付け感が表れることが考えられます。

また、首周りに限らず肩、背中の筋緊張により自律神経のバランスが乱れ(交感神経優位になることにより)のぼせやほてりが表れやすくなる傾向があります。

筋緊張は様々な症状を引き起こすことが十分考えられますので出来る限り緩めておくことが重要です。

ごあいさつ

院長 合木英彦

交通事故

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