突発性難聴
急性障害型低音性難聴

突発性難聴の御説明をする前にまず耳の構造としくみについてなんとなく(?)でもご理解して頂いた上でその治療法と対策をご説明させて頂きます。

ご理解頂ければ幸いです。

 

耳の構造と役割

音は空気の振動です。それは声であったり、スピーカーなどから出る音です。

音は聞こえるためには振動を伝える空気が必要で、真空の状態では音は聞こえません。

外部からの音は空気の振動として耳に届きます。

 

空気の振動はまず耳介で集められ外耳(外耳道)を通り鼓膜に伝えられます。

 

耳が目や鼻に比べて大きいのは空気の振動を効率的に受け止めるためだそうです。耳の後ろに手のひらを広げると音がよく聞こえるのはより多くの空気の振動を集められるからです。

 

集められた空気の振動は中耳の鼓膜に伝えられ鼓膜が振動します。

 

その振動は耳小骨(ツチ骨➡キヌタ骨➡アブミ骨)で増幅されます。

 

鼓膜の奥の内耳にある蝸牛(カギュウ)の中のリンパ液が揺れ、その揺れを有毛細胞が捉えて電気信号に変えて蝸牛(聴)神経に伝えます。

④蝸牛(聴)神経から脳の聴覚野という場所に伝わり音として認識されます。

ここまでのご説明でなんとなくご理解いただけましたでしょうか?

それでは次に難聴の種類についてご説明いたします!

難聴の種類

 

一般的に聴力が低下した状態を「難聴」と呼びます。

 

また耳のどこの部分が障害されているかによって「伝音難聴」と「感音難聴」の2種類に分けられます。

 

伝音難聴

耳の外耳、中耳(伝音器官)の障害によって起こる難聴です。

原因は慢性中耳炎や滲出性中耳炎などの中耳の疾患で多くみられます。

この難聴は音を大きくすれば聞こえますので補聴器を使うと改善できます。

感音難聴

 

感音性難聴は内耳やそれより奥の中枢の神経系におこる難聴です。

 

高音域(高い音)の音が聞こえにくくなったり、複数の音を聞いた時に特定の音を判別するのが難しくなります。

 

感音性難聴は突発性難聴や老人性難聴、騒音性難聴、メニエール病などの内耳の疾患や聴神経腫瘍などの中枢性の疾患で見られます。

混合性難聴

 

混合性難聴は伝音性難聴と感音性難聴が合わさった難聴です。

 

原因は様々ですが伝音性難聴は中耳炎や長時間大きな音を聞き続けたり、大音量の音楽を聴き続けたりすることが原因である場合があります。

 

老人性難聴は感音性難聴のひとつであり加齢により内耳の機能が衰えることが原因だと考えられています。

 

その他、先天性のものや外傷性、ウイルス性、遺伝、ストレスなども考えられます。

突発性難聴

 

突発性難聴は、突然、左右の耳の一方(ごくまれに両方)の聞こえが悪くなる疾患です。

 

音をうまく感じ取れない難聴(感音難聴)のうち原因がはっきりしないものの総称で、幅広い年代に起こりますが、特に働き盛りの40~60歳代に多くみられます。

 

前日は問題なかったにもかかわらず、朝起きてテレビをつけたら音が聞こえにくい、あるいは電話の音が急に聞こえなくなるなど、前触れなく突然に起こることがあります。

 

聞こえにくさは人によって異なり、まったく聞こえなくなる人もいれば、高音だけが聞こえなくなる人もいます。後者では、日常会話に必要な音は聞こえているため、難聴に気づくのが遅れてしまいがちです。

 

聴力が改善したり、悪化したりを繰り返すといった症状の波はありません。

 

また、難聴の発生と前後して、耳閉感(耳が詰まった感じ)や耳鳴り、めまい、吐き気などを伴うケースも多く、耳鳴りで受診したら突発性難聴だったという人もいます。

難聴やめまいが起こるのは1度だけで、メニエール病のように繰り返すことはありません。

 

突発性難聴の原因

原因は様々な説が言われていますが決定的な原因は不明です。有力な説として「ウイルス感染」や「内耳の血流障害」が挙げられます。

 

ウイルス感染

ヘルペスウイルス(帯状疱疹や単純ヘルペス)が内耳に感染して難聴、耳鳴りを起こす。

三半規管が障害されるとめまいを引き起こします。

 帯状疱疹・・・水疱瘡のウイルス。

 単純ヘルペス・・・

  1型 くちびるや顔面などの上半身にできる痛みを伴う水膨れ  

  2型 性器を中心とした下半身にできる痛みを伴う水膨れ

 

 

突発性難聴は、以上のような症状を問診で確認したり、さまざまな聴力検査や画像診断を行って診断されます。

 

発症後はすぐ治療(48時間以内)に病院で診察を受け、治療を開始することが重要です。

 

 反対に発症してから時間が経てばたつほど聴力が元に戻りにくくなります。48時間以内で病院に行くのが難しければなるべく一週間以内、遅くとも二週間以内には病院へ行くようにしましょう。

1か月以上経過してから病院に行ったとしても治療の効果が薄く難聴や頑固な耳鳴りが残ったり、聴力を失うこともあるため、聴力はほぼもとに戻らないと考えられています。

早めの受診と治療開始が大切です。

 

急性低音障害型感音難聴
 
急に現れ低い周波数の音だけが(低音障害型)聞こえにくくなる(感音難聴)病気です。
 
若い人に多いと言われていましたが50代、60代、高齢者の方にも増えているようです。

・症状

  • 耳に水が入っている感じ
  • 周りや自分の声が響く
  • 「ゴーツ」という低い音の耳鳴り

・原因

睡眠不足、ストレス、慢性的な疲労、風邪など。

内耳のリンパ液や血流が悪くなることにより発症すると考えられています。

 

治療

 

耳鼻咽喉科での治療

 

治療(西洋医学的治療)は投薬です。

ステロイド剤(内耳の炎症を抑える)

突発性難聴を治療する際に基本となる薬剤です。

突発性難聴自体の原因が特定されていないため、機序は不明ですが何らかの原因により生じた内耳の炎症を抑えることで治療効果を発揮すると考えられています。

 

ビタミン剤(ビタミンB12)

必須ビタミンであるビタミンB12を補給するための薬です。

ビタミンB12は末梢神経を正常に保つためにビタミンです。

 

血流改善薬

脳の血流を改善させる薬を服用することで、内耳の血液循環を改善させます。

発症してからとにかく早(7日間以内)行うことが重要です。

漢方薬

 五苓散 リンパ液を溜まりすぎなように体を整える働きが期待できる

 人参養栄湯 滋養強壮作用や血行を良くする働きに期待できる

当院の治療の考え方

はり治療にて首、肩、背中の筋肉のコリを取り除くことで

 

            血液循環を良くして

 

               早期回復の手助けをしていきます。

 

身体の緊張(疲れやストレス、筋肉のコリ)があると体全体の機能(自然治癒力)が落ちている状態であると捉えます。

 

人間の体には年齢と共に必ずコリ(筋肉の緊張)が発生しています。

 

体のコリは血液の循環を悪くして自律神経を乱し、質の良い睡眠を得ることが難しくなってきます。

 

人間は元々、バランスの良い食事、適度な運動、そして良質の睡眠を得ながら規則正しい生活リズムで過ごすことで日々傷んだ体の機能を自然に修復かつ回復させて常に良い状態を保とうとする機能が備わっています。

 

その一方で、昨今の日常生活は体に過度の負担をかけている現状があります。

 

仕事での長時間のパソコン作業や通勤途中でのスマホ操作、職場でのストレス、または運動不足や乱れた食生活、慢性的な睡眠不足などが影響して体は相当な負担を強いられ障害されている現状が伺えます。

 

仮にそのような疲弊した体の状態の人が突発性難聴になった場合、薬だけでの治療で十分な治療効果を発揮できるのでしょうか?

 

薬というのは薬効成分が血流に乗り目的の患部に届いて初めて効果を発揮します。(この疾患の場合は耳の中の内耳という場所になりますが)

 

しかし体が疲れていて血流が良くない状態(自律神経は交感神経優位、筋肉のコリが多い、ストレスが多い、睡眠不足などで免疫力低下)で薬を飲んでも果たして最大限の治療効果を発揮できるのか?と思うのです。

 

もちろん血流改善薬やビタミン剤も処方されますが単純にハリ治療をしながら薬を飲む治療と薬のみの治療と比較した場合どちらの方が効果的だと思いますか?

 

答えは明らかです。

 

早めの投薬治療と並行して首、肩、背中、耳の周囲、頭部などにはり治療を行います。

 

ハリ治療をすることで筋肉のコリが緩和し、疲れの改善や自律神経のバランス、血液循環がよくなります。

 

こうして体全体を整えることが良好な早期回復につながると考えています。

 
 
 

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院長 合木英彦

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