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首・肩コリ病
(頚性神経筋症候群)

首・肩こり病とは

首・肩こり病(頚性神経筋症候群)とは、首から肩にかけての深い筋肉の慢性的な緊張(コリ)によって、血流や神経の働きが乱れ自律神経にも影響が及び全身にさまざまな不調が現れる状態を指します。

 

首や肩の周囲には、筋肉・神経・血管・自律神経が密集しています。

 

そのため、この部分の深いコリが続くことで、単なる首・肩の不調にとどまらず、頭痛・めまい・不眠・胃腸の不調など全身症状として現れるのが特徴です。

 

なぜ「異常なし」と言われるのか

これらの症状は、医療機関で検査をしてもはっきりとした異常が見つからないことが多いとされています。

そのため、

「原因がわからない」

「不定愁訴」と言われてしまう

ケースも少なくありません。

 

まだ完全には解明されていない症候群

首の筋肉の異常が、どのように自律神経へ影響するのかは、現時点ではすべてが明確に解明されているわけではありません。

 

しかし臨床的には、「首の深いコリ」が関与しているケースが多いと考えられています。

 

★「首こり病」とも呼ばれる理由

この症候群は、東京脳神経センター理事長・脳神経外科医の松井孝嘉先生によって提唱され、 別名「首こり病」とも呼ばれています。

症状

主な症状は、首の痛みや重さ、頭痛、めまい、吐き気や食欲不振などの胃腸障害、そのほか自律神経に関係する症状が現れます。

 

しかしこれらの症状は、病院で検査を受けても「特に異常はありません」と言われることが多いのが特徴です。

 

 そのため「原因がわからないまま不調だけが続く」という状態に悩まれている方が非常に多くいらっしゃいます。

 

特徴としては

⓵首や肩がいつも重くて硬い

・表面をもんでも全く楽にならない

・首の奥の「芯」が固まっている感じ

・押すと深い所まで響く感じがする

 

②肩・背中だけでなく頭や顔にも症状がある

・頭が重い、頭痛がある

・声がれやヒステリー球(喉の詰まり感)

・目の奥の疲れ、痛み

・顎の違和感、噛みしめ

 

③自律神経症状

・寝起きがだるい

・寝つきが悪い

・不安感

・息苦しい

・めまい、ふらつき

 

④ストレートネックや猫背気味

・デスクワークとスマホ時間が長い

軽度な方ですと、慢性的なだるさや倦怠感、起床時に「何となくやる気がでない」といった症状も考えられます。

 

他にも以下のような自律神経症状があらわれます。

 

慢性的な眼精疲労・寝ても疲れがとれない・不眠・吐き気・やる気が出ない・体がだるい・強い肩こりや腰の張り・頭がのぼせる・微熱がでる・多汗・動悸・息切れ・なんとなく目が見えにくい、視界がぼやける・強い眼精疲労・意欲感低下・うつ(痙性うつ)・過敏性腸症候群・慢性疲労症候群・ヒステリー球(咽喉頭異常感症)など。

首こりによる諸症状

原因

首・肩コリ病は単なる「首のコリ」ではありません。

筋肉の表面ではなく深部のコリが原因です。

首の奥深い部分に慢性的な緊張が起こりそれが全身の不調につながる状態を起こします。

深部のコリが起こる原因は

 

①長時間の同一姿勢

デスクワークやスマホ、前かがみの姿勢などが続くと常に頭の重さを支え続け、首の深層筋が休めない状態になります。

 

②画面の見すぎ

現代生活ではスマホやPCなどの画面を見続けることが桁違いに増え極度の眼精疲労や長時間のうつむき姿勢(スマホ首によるストレートネック)が首、肩、背中の筋緊張を強くしている可能性があります。

 

精神的ストレス

PC作業では無意識にあごを前に突き出してしまい、両手を前に出して行っていることも手伝って首から肩、更には背中の筋緊張を強く引き起こしていると考えられます。

 

また、日常生活での様々なストレスは筋緊張を強くして自律神経バランスを崩すため、この状態が長期間に及ぶと体の筋肉は過度に緊張し、特に首の筋肉の過緊張は頚性神経筋症候群(首こり)の原因となります。

首コリ・肩コリが
自律神経バランスを乱している?

首には

①脳へ行く血管 

②内臓をコントロールしている迷走神経

③昼間の活動時に働く交感神経

などの重要な神経、血管が存在しています。

そしてその上を覆うように様々な筋肉が走行しています。

①脳へ続く血管

①脳へ行く血管と筋肉

②内臓をコントロールしている迷走神経

②迷走神経

迷走神経は、自律神経の一つである副交感神経と深く関係しています。

そのため、副交感神経に似た働きがあります。

 

迷走神経が主に支配している器官を、以下に挙げてみます。

感覚神経として:外耳道、咽頭、食道を支配

運動神経として:嚥下や反回神経(発生や呼吸)を支配

副交感神経として:内臓(心臓、胃、腸など)の運動を支配

 

このように、迷走神経は、感覚や運動、副交感神経としての働きを持つ混合神経で、生命を維持するために重要な働きをしています。

③昼間の活動時に働く交感神経

③交感神経(黄色部分)

①②③を覆うように筋肉が走行しています

④首の筋肉群

④胸鎖乳突筋の過緊張による
交感神経節(上頚、中頚、下頚)への影響

上記の図からもわかるとおり胸鎖乳突筋が過緊張を起こすとその下を走る血管、神経が圧迫されやすくなることが予想されます。

 

それはつまり頸動脈や交感神経節への圧迫、刺激を起こし自律神経失調様症状(発汗異常、動悸)や耳鳴り、めまい、頭痛、上肢のしびれなどが現れることが十分考えられます。

 

そのため一本鍼治療において胸鎖乳突筋の緊張を緩和させることは大変重要です。

治療

西洋医学的治療

不定愁訴は、耳鼻科、眼科、消化器科、循環器科、脳神経外科、神経内科、整形外科、精神科などあらゆる診療科目の症状が出るのが特徴です。

 

各専門医の元を訪れても、病院の検査では、特別な異常が見つからないため結局は痛み止めなど、“その場しのぎ”の対症療法をされているのが現状だと思われます。

 

病院による治療は他にも牽引、痛み止め、安定剤、睡眠導入剤、筋弛緩剤、ブロック療法、低周波による筋緊張緩和、温熱療法などです。

当院の治療

一本鍼治療では

・異常な緊張が起きている筋肉(トリガーポイント)

・神経の興奮が集中しているポイント(胸鎖乳突筋が重要)

に対して、一本の鍼でピンポイントに刺激を入れます。

 

身体の中で起きる変化

施術により

・筋肉の過剰な収縮が解除される

・ 筋緊張がスムーズに緩む

 

さらに

・ 神経の興奮状態が落ち着く

ことで

・「力が抜けない状態」から「抜ける状態」へ

変化していきます。

 

血流と回復力の改善

筋緊張が緩むことで

・ 血流が改善

・ 酸素・栄養供給が正常化し、

・ 回復しやすい環境

が整います。

 

自律神経への影響

筋肉と神経の緊張が緩和されることで

・交感神経優位の状態が落ち着く

・ 副交感神経への切り替えがスムーズになり、

・全身の緊張が抜けやすくなります。

この筋肉の緊張をとることがとても大事です

自律神経の働き

首・肩コリ病セルフチェック

首・肩の状態

□首・肩が常に重い、硬い

□マッサージでは緩まない

□朝起きた時から首肩が痛い

□首を押すと響く

□首を動かすと違和感がある

頭・顔・喉の症状

□耳鳴りがある

□目の奥が痛い

□頭痛がある

□声が枯れやすい

□喉に引っ掛かりがある

自律神経・全身の症状

□めまい・ふらつきがある

□動悸・息苦しい

□不安感・緊張感が抜けない

□胃腸の調子が悪い

□寝つきが悪い・眠りが浅い

生活習慣

□長時間のパソコン・スマホ

□ストレスを感じやすい

□呼吸が浅いと感じる

□無意識の噛みしめ・就寝時の歯ぎしりがある

チェック結果の目安

0~4個

  ➡一般的な肩こりの可能性が高い

5~9個

  ➡首肩こり病の傾向あり。

  放置すると慢性化しやすい状態

10個以上

  ➡首肩コリ病の可能性が高い状態。

首肩の深部や自律神経へのアプローチが必要な状態

最後に

病院に通院してもなかなか改善しない方は、「原因が違うところにある可能性」があります。

 

当院では、首の表面的なコリではなく、深い部分の緊張(根本的な原因)に対して一本鍼でアプローチしていきます。

その結果、

首の軽さ

全身の脱力

自律神経の安定

といった変化が起こり、さまざまな不調の改善につながっていきます。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます!

 

「何をしても良くならなかった不調」には、それなりの理由があります。

当院では、その原因から整えていきます。

無理に通院を勧めることはありませんので、まずは一度、お身体の状態を確認してみてください。

ごあいさつ

院長 合木英彦

新着情報

アクセス・営業時間

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