ボディチェッカー

血管年齢やストレス度、自律神経（交感神経と副交感神経）のバランスを測定できます。

●測定方法

性別、年齢を入力し人差し指にセンサーを装着します。（測定時間約150秒）

●測定内容

①容積脈波

末梢血管（指先の血管）の拡張、収縮を皮膚表面から波形として捉えたものを容積脈波といいます。

 

末梢血管は交感神経が支配しています。この神経が興奮すると指の血管を細めるため血流が悪くなります。

 

この原理に基づき指先の血管の血流量を評価することで交感神経の興奮状態をみることができます。（現実には加齢に伴う動脈硬化などで血管内径は狭まるので年齢も考慮のうえでの判断になります）

 

②加速度脈波

①の容積脈波を基に加速度脈波が得られます。これは末梢血管への血流の変化を捉えたもので血管抵抗や血流に対しての血管の反応性をみることができ、ここから血管年齢が推測できます。

 

心拍数は自律神経の影響を受け心拍リズムの間隔が決定されていることに着目し体内及び外部環境に従って変動する心拍リズムの瞬時的な変化を指先のセンサーから求めその1拍１拍毎の変異差（ゆらぎ）を解析し自律神経の活性度やバランスを見ています。

 

安静時において規則正しいと思われがちである心拍数は実際には呼吸や体循環の調節に伴う自律神経の命令を受け1拍1拍ごと微妙にゆらいでいます。（１拍１拍ごとの時間は一定ではない）

 

この心拍のゆらぎを心拍変動と呼び自律神経活動の評価に広く利用されています。

 

また、これまで不定愁訴としてとらえられてきた指先の痺れや冷感などに対してある程度客観的な評価が行えるようになりました。